みんな、どんな企画かんがえた?
5月20日、mauleaf制作メンバーは特集記事についてのアイデア出しをオンライン上で行いました。
メンバーが企画案をプレゼンし、それに対してmauleaf運営事務局である株式会社ディーランドの酒井さんがフィードバックをしていきます。会議後には、酒井さんから驚きの提案も…?
私たちが担当する『mauleaf32号』のキーワードは「クリエイターシップ」。メンバーそれぞれがムサビの教育・精神とクリエイターシップの関係性にフォーカスし、どのように特集を組めばより関係性の魅力を引き出せるかを発表しました。当日のZoomミーティングでは事前に用意していた企画シートを軸に、メンバーがそれぞれのテーマについて提案することに。
企画シートの内容は
-特集タイトル
-企画概要
-達成したいこと
-記事を構成する要素
-調べてわかったこと
の、5つから構成されています。
その中でも「企画概要」と「達成したいこと」の2つは、mauleaf読者の心を掴む要であり、メンバー全員が前回からより一層内容を深めて発表に臨んでいました。「企画概要」は「どんな人に?何を?どのような表現で?」とあるように、いわゆる「5W1H」に沿って、読者に如何にわかりやすく企画の意図と内容を組み立てるかを意識しました。どのような順番で構成すると読み手の理解が進むのかが、ポイントとなります。「達成したいこと」は「読後感・感情訴求」を読者から求められることと認識し、メンバーそれぞれが企画全体の空気感やターゲットの明確化を計りました。
メンバーたちは「先輩たちにインタビューしたい」「キャリアセンターにフォーカスしたい」といった、ムサビの卒業後を感じられる魅力的な企画を提案。さらに、「自分の選択に後悔する人がいないようにする記事にしたい」「講評で得ているものってあると思うから、そこを掘り下げたら面白いと思う」「作家になるための自信を持てるように、情報を集めて載せたい」など、テーマに沿った記事をつくる上でどのようなアプローチがしたいかを提示していました。聞き手のメンバーからのリアクションもさまざまで、「あー…!」といったような意表をつかれた声や「なるほど〜」と、納得した声、うんうん、と頷く姿も見受けられ、感想タイムには「納得できた!」「確かに必要だ」という声が多くありました。
メンバーみんながそれぞれの「クリエイターシップ」についての捉え方を新鮮な面持ちで聞いている様子から、今回の会議は自分以外の意見を知り、テーマへの理解を深める場にもなったのではないかと思います。これからの活動がよりアクティブに、より濃いものになるだろうと感じることができました。
そして、酒井さんからはそれぞれの企画案への感想と、企画の幅が広がるようなアドバイスを頂き、最後に驚きの提案も。
「次回は大人抜きで話してみよう!」とのお言葉が!!なんと、5回目の会議にして、「学生だけで企画を進める」回が誕生してしまいました!動揺を隠せないながらも、前向きに受け止めるメンバーたち。
ということで、次回は本日議論した企画案などを踏まえつつ、学生のみの制作会議を開くことになりました!「クリエイターシップ」をテーマにした今年度のmauleaf、どのような1冊になってみなさまの元に届くのか、続報を楽しみにお持ちください!
編集・執筆:クリエイティブイノベーション学科3年 濱野のどか、芸術文化学科1年 高橋天音