2020-11-24

オンライン版 ムサトーーク!美術の話レポート 前編

「ムサトーーク!美術の話」メインビジュアル デザイン:大庭早奈恵(視覚伝達デザイン学科 3年)

こんにちは!デザイン情報学科の川又です!

今回は8月15日・16日に初の試みで行われた、オンライン版ムサトーークのレポート記事となっています!

―ムサトーークとは…?

昨年のムサトーークのポスター

私も在籍しているムサビ学生広報局(以下広報局)というムサビ公式の広報活動を行っている団体が毎年オープンキャンパスで企画・運営をしているもので、現役ムサビ生が受験生に向けて受験体験や学校生活について話すトークイベントです。今年度は、オープンキャンパスがオンラインでの開催になり、それに伴いムサトーーク「美術の話」・「デザインの話」をライブ配信しました。

両日とも以下の質問の流れで進行していきました!

・自己紹介

・ムサビを受験しようと思ったきっかけは?

・美術予備校には通った?

・どんな受験対策をした?

・どんなふうに親を説得した?

・受験当日はどんな感じだった?

・視聴者さんからの質問タイム

去年までのムサトーークは、自分たちでオファーした学生に登壇してもらい、広報局メンバーは司会をしていました。しかし、今年度は広報局のメンバーも登壇者としてトークに参加しました。実際に私も広報局のメンバーとして16日の「デザインの話」に参加したわけですが、かなり緊張しました。今までは裏方を担当していたので不思議な感じでしたね。現在、ムサビオープンキャンパスの公式YouTubeアカウントでムサトーークのアーカイブ動画が配信されています。以下にURLを貼っておきますのでぜひご覧ください!

―美術の話

ムサトーーク!美術の話」メインビジュアル デザイン:大庭早奈恵(視覚伝達デザイン学科 3年)

「美術の話」では、油絵学科油絵専攻、版画専攻、日本画学科、彫刻学科の4名の方の貴重な受験体験を聞く事ができます。

この日、私は撮影現場にいなかったので、YouTubeで視聴しました!皆さんの緊張感が画面越しになんとなく伝わってきました。(笑)

「美術の話」の中でも特に共感したのは、「ムサビを受験しようと思ったきっかけは?」の質問の際に、杉木さん(油絵学科版画専攻 3年)が今まで“好き”の範中で絵を描くことをしてきたが、それを専門的にやっていくということに対して苦しくなってしまったら?という葛藤があったという話です。私も“いつでもやめられる趣味”ではなくなる怖さみたいなものを感じていたなぁと思い出して共感しました。

「受験当日はどんな感じだった?」の質問の際に、いつもやっている何気ない事が本番だと時間がかかってしまうので、試験の前日の準備でできることはしておいた方がいいと新井さん(油絵学科油絵専攻 3年)が話していました!これもすごく重要なこと。当日は本当に何があるか分からないので、不安な要素はできるだけ減らしておきたいですね。

一方で、同じトークテーマ中の溝呂木さん(彫刻学科 3年)が2mの作品を推薦入試に持って行った話は、ファイン系の学科ならでは。2mは自分の身長より大きい作品になると思うので、搬入作業が大変そうですね。搬入した時の細かいことについて話しているので、推薦入試を考えている受験生に聞いてほしいです!

最後は視聴者さんからの、「コロナ禍の制作はどうしていましたか?」というリアルタイムでの質問の際に、中里さん(日本画学科 4年)が普段は学校で制作する事が多かったが、家で制作することによってあまり描こうと思わなかった家の風景を描いてみようと思うようになり、いい刺激になったと話していて、家での制作で工夫していた話を聞く事ができます。

コロナウィルスの影響でガラッと変化してしまった生活の中で、学校で制作できないもどかしさや逆に新しい視点を見つけられたなど、それぞれの制作について聞けて面白かったです。

「美術の話」では、特に推薦入試のポートフォリオや美大受験予備校について詳しくトークされていて、受験生にとって有益な情報が盛り沢山でした!

※受験年度の入試内容については、必ず募集要項をご確認ください

後編へ続きます!後編では「デザインの話」について!

ムサトーーク!(美術の話)

ムサビ学生広報局公式Twitter

執筆・編集:デザイン情報学科 2年 川又彩伽

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